大学編入コースからのメッセージ


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大学全入時代だからこそ、自分の興味を追究し、ワンランク上の大学で活躍して欲しい。

大学編入コースで学んだ学生の多くが一般入試で受験した大学よりワンランク上の大学に合格したり、大学院で研究をつづけたりしているのをご存知ですか。俄かには信じられない話ですが、それにはもちろん理由があります。

「知の扉を開ける」、これが大学編入コースの理念です。私たちが要求するのは無味乾燥な受験勉強ではありません。受験対策はもちろん大切ですが、それよりも、勉強をつうじてさまざまな事柄に興味をもつほうが重要です。自分の興味を追究し、知ることや考えることの楽しさを知る。これこそ、本コースが学生にもとめていることです。

「知の扉を開ける」というのは、教養を身につけることでもあります。教養などというと偉そうに聞こえるかもしれませんが、もとは自己を形成する(sich bilden)という意味です。古代ギリシアにさかのぼるとパイデイア(παιδεíα)という概念にあたります。これは、知性や感性を磨き、人間性を陶冶していくということで、社会の幸福に資する人間を育てるという考えです。本コースの学生には、ただ大学に合格するだけではなく、「なんのために大学で学ぶのか」、「自分がどういう人間になろうとしているのか」といったことをつねに問うてほしいと考えています。

多くの大学が教養を切り捨てざるを得ないなかで、本コースはあえて教養を重視しています。それは、単に試験に合格するだけではなく、「知の扉」の向こう側を見てほしい、つまり大学で学問をする力を身につけてもらいたいという願いがあるからです。その結果、一般入試で入った学生よりも、本コースを経由して大学に入学した学生のほうが活躍するといった現象がおこっているのです。

入学希望者総数が全大学の入学定員総数を下回る状況で、入る大学・学部さえ選ばなければ、希望の大学(人気・難関大学を除く)に入学しやすいといわれる「大学全入時代」を迎えています。

「大学全入」だからこそ、今入れる大学で妥協せず、自分の興味・学びたいことを追究し、それらを学べる大学を見極め、大学へ進学して欲しいと願っています。